八丈太鼓

八丈島で叩かれている太鼓で、江戸時代、剣を取り上げられた流人たちが、二本のバチに望郷の想いを託して打ち鳴らしたものが 八丈太鼓の始まりと伝えられています。 現在では、盆踊りや祝い事の席などに、必ず八丈太鼓が打ち鳴らされ、呼吸の合うコンビで技を競います。 ”太鼓たたいて人様寄せて、わしも逢いたい人がある~” 打ち方は、上拍子と下拍子とに分かれ、下拍子の一定のリズムに合わせ、上拍子が自由奔放にたたく両面打ち。